二年参りとは?初詣との違いや方言なのか?やり方も解説

神社参拝の頻度 お参り

二年参りとは?初詣との違いや方言なのか?二年参りのやり方は?

 

「二年参り」という言葉を聞いたことがありますか?

二年参りとは?初詣との違いや方言なのか?二年参りのやり方もみていきます。

スポンサードリンク
広告

二年参りとは?初詣との違いは?方言なの?

「二年参り」という言葉を聞いたことがありますか?
一応、就職留年者が2年連続で同じ会社の採用試験に挑むこともそう呼ぶのですが、今回はもう一つの言葉の意味について話していきたいと思います。
「初詣」については知らない人のほうが少ないと思いますが、今回お話しする「二年参り」というのは、初詣の形式の一つなのです。
やり方はたいてい、大みそかの深夜0時をまたいで神社・仏閣に参るというものです。
しかし除夜に参拝したのち一旦家に帰り、元旦にもう一度参拝する方法でも、「二年参り」と呼びます。

「初詣」が、年が明けてから初めて神社・仏閣に参るのに対し、「二年参り」では大みそか・元旦をまたいで参るので、この名称がつきました。
全国的にみてこの「二年参り」を知らない人は結構います。
はっきりとは分かれていないのですが、だいたい北海道・長野・新潟・福島・群馬・島根あたりでは普通に使われている言葉です。
もっと詳しく言うと、もともと全国的に行われていた行事でしたが地域によってはやらなくなった習慣で、今もその習慣が残っている場所でがあるので、方言・独自の習慣だと思われているという説もあります。
もしかしたらこうして新たな方言が生まれてくるのかもしれませんね。

▼正月の由来は?家族やカップル一人でおすすめの過ごし方はこちら

正月や三が日はいつまで?挨拶はいつまでするの?

二年参りのやり方は?

さて、それでは肝心のその方法についてですが、先ほども書いた通り基本的には「大みそかの深夜0時をまたいで神社・仏閣に参る」というシンプルなものです。

お参りの仕方は、鳥居の前で一礼→鳥居をくぐり、参道を進む→手水で清める→賽銭箱の前で一礼→賽銭を入れ、鈴を鳴らす→二礼二拍手一礼、で終わりです。
鳥居と参道の真ん中は神様の通り道とされているので、左右を歩くようにします。

初詣でのお参りと同じですね。
お参りのあとは社務所に行き、お守り、破魔矢、風車、熊手などを買ったり、絵馬に今年の目標や願い事を書いたり、昨年のお守り、破魔矢などを納めて焼いてもらったりします。
神社によっては甘酒や神酒がふるまわれることもありますし、屋台や和太鼓の催しを行っていることもあります。

▼おすすめおせちはこちら

おせち料理2019通販予約子供向けのキャラクター人気おすすめ5つを紹介!

二年参りと初詣、ご利益の違いはある?

二年参りのほうが手間がかかる分、より多くの功徳が積めるという話はあります。
しかしお参りというのは手間の大小ではなく、気持ちの問題です。

しっかりと行う一度の初詣と、適当に済ませる二年参りならきっと、前者のほうがご利益があると思います。
どちらも心を込めてお参りしたとして、神様が優劣をつけるとも考えられません。
初詣の場合も二年参りの場合も、正しい作法を心がけることや他の参拝者を配慮しマナーを守ることが、功徳に繋がるのではないでしょうか。

 

二年参りや初詣、喪中の場合は行ってもいい?

これは神社とお寺で考え方がちがいます。

神社では「死」を「穢れ」、と考えるので、基本的に神聖な場所である鳥居をくぐれません。ですので二年参りや初詣に限らず、神社にまつわる慶事をさける期間、とされています。

逆にお寺では「死」を「穢れ」と考えないので、いつでもお参りできます。
喪中は親族がなくなってから一年間ですが、似た言葉に忌中という期間があります。
「喪中」は、亡くなった方を偲ぶ期間を意味しますが、「忌中」は故人に哀悼の意を表し、不浄を忌み慎む期間を意味します。
諸説ありますが、両親が亡くなった場合の49日間(神道では50日間)が最も長い忌中とされています。

その期間が二年参りや初詣にかかっているなら、避けるようにした方がいいかもしれませんね。

ただ、地域によって考え方が違うので、神社によっては参拝可能なところもあります。
気になる方は直接、お参りする予定の神社に問い合わせてみてくださいね。

おせち料理2019通販予約子供向けのキャラクター人気おすすめ5つを紹介!

お寺を参拝する服装は?神社についてや避ける服装も紹介

スポンサードリンク

 

error: Content is protected !!