お墓参りを年末年始の帰省のついでにしようかな、休みもまとめてとれるしお墓参りでもなんてこともあるかもしれないですね。
お墓参りの時期は本当に年末年始でも問題ないのでしょうか。
お墓参りの時期は年末年始でもいいのか?お墓参りのマナーや必須な持ち物をみてみましょう。
お墓参りの時期は年末年始にしてもいい?
お墓参りは年末年始にしても大丈夫です。
年末年始は人が集まりやすい時期なので、お墓参りに適していると言われています。
また年末にお墓参りをして墓石の掃除をして、新年を迎えるという意味でも良いとされています。
年末に1年であったことをご先祖様に報告するのも良いですね。
年始にその年の豊作や健康をお祈りすることもあります。
お墓参りに行ってはいけない日がある?29日はダメ?
お墓参りは29日にしてはいけないと聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれないですね!
29日にお墓参りをしてはいけないという理由は、29日は「二重苦(にじゅうく)」と読めるためお墓参りをしてはいけないということです。
実際にお墓まりをしてはいけないということはありません!
気にされる方が周りにいる場合はさけた方がいいかもしれないです。
また29日と同じように31日もお墓参りには向いていないと言われることがあります。
31日は「一夜飾り」、大みそかに門松や正月飾りをかざることを連想させるため適していないということです。
お正月に神様をお迎えするのに、準備が一夜では誠意がない、やお葬式には「一夜飾り」になるためさけた方がいいという考えです。
宗教や地域によって変わりますが、気にするようであれば、年末のお墓参りは28日までもしくは30日に済ませるのが良さそうです。
1年を通してお墓参りに行く時期は?
1年の内でお墓参りに行くとされている時期に次のような日があります。
命日(祥月命日)
1年に1度亡くなった日にちにお参りをします。
月命日
毎月亡くなった日にちにお墓参りをします。
お盆
亡くなった人が返ってくる日と言われています。
この時期にお墓まいりに行く人も多いのではないでしょうか。
春のお彼岸・秋のお彼岸
春分の日、秋分の日を挟んだお彼岸にもお墓参りをします。あの世とこの世が近くなる日と言われていて、お墓参りに適した日と言われています。
年末年始
お盆に並んでお墓参りをする人が多いのではないでしょうか。
お墓の掃除をしたり、帰省の一緒にということも多いようです。
お墓参りのマナー
特にお墓参りにマナーは存在しません。
掃除をして、ご先祖様の冥福を祈ったり、感謝したり、報告をしたりという気持ちが大事です。
参拝手順
一般的な参拝の手順を書きます。
①お供え物、花、線香をまず供えます。
②お墓参りは亡くなった方と縁の深い方から順番に参拝します。
水を墓石にかける場合もあります。その後合掌して亡くなった方の冥福を祈ります。
最近では鳥に荒らされることもあるため、お供えした物は持ち帰るようにした方がよいかもしれません。
参拝の服装
派手な服装は避けるようにしましょう。
派手な洋服でなければ、平服で問題ありません。
亡くなって日にちの浅い時の特別参拝でなければ喪服の着用はしなくて大丈夫です。
お墓参りにに必須な持ち物
お墓参りに行く時の持ち物です。
お参りの持ち物
花、供え物、線香、ろうそく、ライター、柄杓、手桶などがあると良いです。
掃除の持ち物
掃除をする場合には、墓石をふくための布やほうき、草むしりのための道具なども持っていくとよいでしょう。
それぞれのお墓参りのマナー
神道などではお墓参りのマナーは違うのでしょうか。
神道ではお墓でお花を供え、榊を供えます。またお線香をあげないのが一般的です。
また供え物は水、米、塩、酒を供えます。
参拝の際には、仁礼、二拍手、一礼をします。神道のお墓参りをする際は参考にしてみてください。
まとめ
お墓参りの時期は年末年始でも大丈夫かお墓参りのマナーや持ち物を書きました。
年末年始にダメだといわれるのにも理由があるんですね。
お墓参りは個人を偲んだり、冥福を祈る気持ちが大切です。
マナーや日にちも大切ですが、とらわれないようにすることも大切かもしれないですね。
コメント