【お盆のお墓参りの時期】8月12日はダメか正解と作法を学ぶ

お参り
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お盆のお墓参りの時期は具体的に8月のいつ?8月の12日に行くとダメなの?

用事があったり、お墓まで遠かったりお盆に行けないこともありますよね。

 

お盆のお墓参りの時期や由来、8月の12日は行けるのか、色々な疑問について書いていきます。

 

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お盆の時期はいつ?

一般的にお盆というと8月13日~16日を言うことが多いです。

お休みを取る人が多いのもこの時期が多いのではないでしょうか。

 

今は3つのお盆の時期があるとされています。

これは8月のお盆、7月のお盆、月遅れのお盆です。

 

お盆の時期を詳しく見てみます。

旧暦・新暦で決まっている

現在使われている暦は、明治以降使われている新暦(太陽暦、グレゴリオ暦)です。

 

それまでは旧暦とよばれる、太陰太陽暦が国暦として使われていました。

月の満ち欠けで暦を決め、新月になる日を月の1日とする考え方です。

 

どちらの暦でお盆を決めているかによって、時期も変わってきます。

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地域によって違うの?

お盆の時期は一般的には8月3日~16日と言われていますが、地域差があります。

どちらの暦を元に決めているか、農業が盛んな地域ではその時期を避けるようにして決められているなどの違いがあります。

 

お盆の具体的な時期

これは地域や旧暦、新暦で行うかによって変わってきます。

大きく2つに分けられます。詳しくみてみましょう。

8月のお盆

8月13日~16日です。明治以降に使われている新暦を元にしています。

 

旧暦で7月のお盆の時期が、新暦では8月の13日~16日にあたるため、7月は農業の繁忙期であるため、8月に1月ずらしているという考え方があるようです。

地域的には北海道、新潟、長野、関東の一部、関西です。

 

7月のお盆

7月13~15日。旧暦のお盆の時期です。

地域は東京の一部や横浜、静岡、東北地方です。

 

この時期の他にも、地域によってお盆の時期は様々です。

初盆・新盆

故人がなくなって、49日経ち、初めて迎えるお盆を初盆、新盆といいます。お盆に亡くなってから49日を迎えていない場合は、翌年を初盆・新盆とします。

 

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お盆のお墓参りの時期は8月12日はダメ?OKなのはいつ?

お盆のお墓参りはいついけばいい?

お盆のお墓参りはいつ行くのがいいでしょうか。

 

一般的にはお盆期間中の8月13日~16日にお墓参りするとされています。

ですが仕事が忙しい、お墓が遠くてお盆には行けないなど、期間中には行けないから12日や17日に行きたいということもありますよね。

12日など期間中に行かなくても、お墓参りが無駄ということではありません。

 

というのもお墓自体にご先祖様がいらっしゃるというわけではなく、お墓は拝むための目印という考え方です。ですから、お盆期間中でなくてもご先祖様や故人をお参りして供養することは意味のあることです。

 

お盆のお墓参りは何回いけばいい?お墓参りのスケジュール

お盆にお墓まりに行く回数は、2回、3回ということが多いです。

 

2回の場合は、盆入り(13日)にお墓参りをしてお迎えに行き、盆明け(16日)にお墓参りをして送りに行きます。

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お盆の由来

 

日本の文化で、仏教の行事とされることがあるようです。

仏教の伝わる以前から、ご先祖の霊を祭る行事がありました。

今では、お盆はご先祖様や個人の霊を祭る行事のこととされています。

 

お墓掃除の仕方

スポンジや布で洗う

→水をかけて、スポンジや布などのやわらかい素材で汚れを落とします。

お墓を拭く

→水をかけたままだと、水の跡が残ってしまったりするため布でふくと良いです。

周りの草むしり

→周りの草むしりをして整えましょう。

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お盆のお墓参りの作法や準備のあれこれ

きゅうりの馬・なすの牛

きゅうりやなすでできた馬と牛をご存知ですか。これは精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれる飾り物です。

きゅうりやなすに割りばしなどをさして作られます。

先祖がお盆に乗るとされる乗り物で、きゅうりの馬はこちらに来るときは早く来てほしいから足の速い馬で、なすの牛はゆっくりとあちらがわに戻れるようにというという意味がこめられています。

 

迎え火・送り火

迎え火はこちらに戻ってくる、先祖の霊が迷わないように目印として焚きます。

13日の迎え盆の日の夕方に焚く場合が多いようです。

送り火は先祖の霊を送る際に焚く火です。16日の夕方に焚くことが多いです。時間帯は決まっていないため、午前中に行うこともあります。

 

盆提灯

盆提灯はお盆の時に、ご先祖様や故人が迷わずにかえって来れるようにという目印として明かりを灯します。

8月13日の盆初めまでに飾り、16日にお盆が終わると片付けます。

8月に入ってから飾り始めることが多いようです。

 

最近ではマンションなどで、迎え火や送り火をできないことから盆提灯だけでも飾ることがあるようです。

ミニサイズのマンションや集合住宅でも飾れるものも多く販売されています。

 

家に個人がいる間宿る場所ともされています。おしゃれなものも多いので、ぜひ準備しておきたいですね。

作法・掃除でやってはいけないこと、注意点

掃除での注意点

掃除では、墓石は傷付きやすいためブラシや研磨剤のはいった洗剤などを使うのは注意しましょう。

作法で注意点

お線香は口で息をかけて吹き消すのではなく、手で仰ぐようにして消しましょう。

親戚や知人、複数人でお墓参りをすることもあると思いますが、その場合は故人と近い間柄であった方からお参りをするのがマナーです。

また最近はカラスやすずめなどの鳥がお備えものを荒らすこともあるため、食べ物は持ち帰るようにすると良いです。

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お盆にお墓参りに行けない場合

用事があったり、お墓から遠方にいてお墓参りに行けない場合はお墓のある方向に向かってお祈りするようにするとよいかもしれません。

また、お墓参りの代行業者などもあるのでそちらを利用してもいいかもしれませんね。

掃除などができない場合や、高齢でお墓参りに行けないという方にもおすすめのサービスです。

まとめ

お盆は一般的に8月13日~16日ですが、12日や別の日にずれてしまっても大丈夫です。

故人を供養するための日なので、お盆のお墓参りは無駄にはなりません。お盆にはご先祖様をお迎えするという気持ちを大切にしたいですね。

 

 

 

 

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