お盆の準備はいつからはじめる？
準備するものや飾り方は？
意外と見たことがあるようで、詳しく分からない…ということありますよね。
お盆の準備はいつからって決まっているの？準備するものと飾り方について書きます。
お盆の準備はいつからするの？
お盆の期間は8月の13日～16日が一般的です。また7月に行う所も地域によってあります。
お盆飾りの準備はお盆の期間に先祖や故人を迎えるために行います。
お盆の準備は8月にお盆を行う地域は、8月に入ってから、7月に行う地域では7月に入ってからお盆の準備をすることが多いです。
絶対にこの日に準備をするという決まりはないのであくまでも目安です。
お盆の時期についてはこちら
>>【お盆のお墓参りの時期】8月12日はダメか正解と作法を学ぶ
お盆に準備するもの
お盆にはお盆飾り、きゅうりの馬・なすの牛を準備します。
きゅうりの馬・なすの牛
きゅうりやなすでできた馬と牛をご存知ですか。これは精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれる飾り物です。
きゅうりやなすに割りばしなどをさして作られます。
先祖がお盆に乗るとされる乗り物で、きゅうりの馬はこちらに来るときは早く来てほしいから足の速い馬で、なすの牛はゆっくりとあちらがわに戻れるようにというという意味がこめられています。
盆提灯
盆提灯はお盆の時に、ご先祖様や故人が迷わずにかえって来れるようにという目印として明かりを灯します。
8月13日の盆初めまでに飾り、16日にお盆が終わると片付けます。
8月に入ってから飾り始めることが多いようです。
最近ではマンションなどで、迎え火や送り火をできないことから盆提灯だけでも飾ることがあるようです。
ミニサイズのマンションや集合住宅でも飾れるものも多く販売されています。
お盆飾りとは？
お盆飾りとはお盆の時に作る精霊棚(盆棚)のことをいいます。
お盆に仏壇とは別に盆棚を準備するという家もありますよね。
一般的に盆棚は、テーブルや棚にまこもというゴザのようなものをかけます。竹を両端にたてかけ、位牌、精霊馬、白提灯、水の子、盆花、お供え物などを飾ります。
今はアパートやマンションに住んでいて盆棚を飾るスペースがないことも多いので、作らないという家庭も増えています。
お盆飾りをする意味
お盆飾りをする意味は、盆棚はご先祖様への供え物をするためです。
盆提灯にはこちらに来ている間盆提灯に宿るともいわれています。迎え火は目印など飾るものにはそれぞれの意味があります。
現在見かけることは少ないですが、竹飾りやほおずきを飾る意味は結界をはる、盆提灯に形が似ているからという説があります。
マコモはイネににた植物で、釈迦がマコモに病人を横たえ治療したことから下に敷きます。神聖な空間を作るという意味合いです。
地域や習慣によって盆飾りの飾り方は異なることがありますが、ご先祖様をお迎えするために行うという意味合いは同じです。
お盆飾りを飾る期間
お盆飾りは、少なくとも8月の13日の迎え盆の日までにお盆飾りの準備を終えます。
準備を始める時期としては8月にお盆をする地域では、盆提灯は8月に入ってから。7月に入る地域では7月に入ってから準備を始めます。
盆棚は13日の朝に準備するという場合が多いです。
13日から16日まで飾り、17日に片付けをします。
お盆飾りの飾り方
盆棚の飾り方の詳しい動画です。
ちなみに正しい盆棚の飾り方。
セットがあるんだよ〜。 pic.twitter.com/rwyIy1vzBD— 文太@社畜につき低浮上。 (@23_goodsun) 2016年8月12日
盆飾りは必ず段にしなければいけないわけではないです。
飾るスペースが少ない時はコンパクトに飾れるお盆飾りにしてみましょう。
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愛犬用もありますよ。
お盆飾りの片付け方
片付けは17日の盆明け以降に行います。
供え物などは頂き、お焚き上げできるものはお焚き上げします。精霊馬は昔は川に流していましたが、今は流すことが難しいためお焚き上げや家庭で供養して、燃えるゴミとして処分することも多くなってきました。
基本的にお焚き上げ出来るものはお焚き上げをする、それ以外は供養して処分という流れで片付けをします。
まとめ
お盆の準備はいつからって決まっているのか、お盆に準備するものと飾り方についてみてみました。
8月13日の盆入りに間に合うように準備をすすめるよう進めましょう。
地域で宗教や風習が違ったり、親族で特別なやり方があるということもあります…念のために確認してみるものいいですね。
