お礼参りとお宮参りの違いは?
赤ちゃんが生まれて、違いについて気になっているなんてことはありませんか。
お礼参りとお宮参りの違いやまとめて行ってもいいのか詳しくみていきます。
お礼参りとお宮参りの違い
赤ちゃんのお誕生、おめでとうございます。
無事に赤ちゃんが誕生したあと、気になるのは「お礼参り」と「お宮参り」です。
「お礼参り」と「お宮参り」の違いは何でしょうか?
まずは「お礼参り」ですが、これは出産後に限らず、神様・仏様にお礼のご挨拶に行くお参りとなります。
お願いごとを叶えていただいたということで、その報告と感謝の気持ちをお伝えしに行くものです。
安産祈願をしたお母さんが、無事に赤ちゃんが生まれたことをご報告しお礼をお伝えするのが「お礼参り」です。
時期は決まっておらず、産後一年以内であれば大丈夫です。
お母さんの体調などを考えて、家族の方が代わりにお参りすることもあります。
次に「お宮参り」ですが、こちらは「初宮詣(はつみやもうで)」「産土参り(うぶすなまいり)」ともいいます。
出産後、生後一か月をめどに近所や所縁のある神様・神社に初めて赤ちゃんを連れて参拝するものです。
赤ちゃんの顔をお見せして神様に無事な出産をご報告し、今後の健康や長寿をお願いするお祝いごととなります。
お参りするために正装することが多いため、家族で記念写真を撮る方も多いですね。
お礼参りとお宮参り一緒に行ってもいい?
そのお宮参りの春日大社って行った記憶がない(多分子供の頃あるはずなんだけど)ので、随行しながらちょっと興奮しました。
神域!
灯篭すごーい!その前日に行った出雲大社はあんまり写真撮れなかったのでまた改めて行きたい! pic.twitter.com/hpv9C8kpCl
— SAIDA Mya (@mya_kotakomugi) 2018年6月12日
地域や家庭の慣習により異なりますが、お宮参りは一般的に生後一か月頃に行う方が多いようです。
生後一か月というのは赤ちゃんもお母さんも、まだ健康状態に不安がある時期です。
また、お宮参りは別名「産土参り」ということから、地元の神社にお参りしなくてはいけないのではないか?
という不安もあるでしょう。
両家の地元の神社が遠い、普段から崇敬している神社がある、など各家庭で事情も異なります。
そこで一番大事なのは赤ちゃんとお母さんの健康と、「神様にお参りする」信心の気持ちです。
何度も外出し無理をすることはありません。
「お礼参り」と「お宮参り」には特に決まった順番もありません。
安産の祈願を受けた神社にお宮参りができるのであれば、「お礼参り」と「お宮参り」を一緒に行うことができます。
赤ちゃんとお母さんが無理なく外出でき、家族がお祝いできる日を選んでお参りしましょう。
安産の祈願をして無事に出産できたのに、お宮参りはしたのにお礼参りはしていない、という状態はお願いをしたお母さんにとっても気がかりですよね。
赤ちゃんを連れてお参りしお礼をお伝えして、今後も赤ちゃんをお守りいただくようお願いするのは「ついでのお参り」ではなく、新たな門出のお祝いとなるでしょう。
「お礼参り」「お宮参り」それぞれにかかる初穂料など、一緒にお参りすることでお納めする金額などは各神社の社務所に問い合わせれば教えてもらえますので、不安があればお電話すること安心できるのでおすすめ。
お礼参りとお宮参りの服装や持ち物
お子のお宮参りに行きました。なかなかイカす掛け衣装でしたが、靴下をはかせるのを忘れて裸足でご祈祷してしまいました。神様すみません。でもせっかくなのでこの、、、可愛い足を見てください!見て!!!という感じになりました。 pic.twitter.com/iuiIQA1tIb
— なんかの菌 (@washoking) 2018年6月2日
お礼参りとお宮参りを一緒に行う場合、お宮参りの服装は赤ちゃんに合わせるのが一般的です。
赤ちゃんが和装であればお母さんも和服となりますが、授乳の都合や体調に合わせて服装もきめるようにしましょう!
最近は赤ちゃんはベビードレス、家族は清潔感のある普段着という方も多くいます。
衣装については購入だけでなく、レンタルという方法もあります。
記念写真を撮るようなら、一部写真館では衣装レンタルを利用できることもあるので利用してみてくださいね。
また安産祈願のお礼参りでは、祈祷を受けたお札・お守り・腹帯のお焚き上げをお願いしたりします。
初穂料と合わせ、忘れずに持参するようにします。
腹帯は印の部分のみ、他の神社やお寺で祈願した際にいただいたお守りも一緒にお焚き上げ可能、など神社によって違いがあるので、不明点は社務所でお伺いしてみると安心です。

お礼参りとお宮参りの違いまとめ
お礼参りとお宮参りの違いや持ち物について書きました。
赤ちゃんのためのガーゼやオムツなど、荷物も多くなるので車で参拝される方も多いようです。
当日スムーズに行動するため、事前に授乳や休憩の場所、参拝時の駐車について調べておくのがおすすめですよ。
良いお参りができるといいですね!