おせちはいつから準備するの?スケジュールやいつからいつまで食べる?保存方法は?
お正月に食べるおせちの気になる準備のスケジュールや、いつからいつまで食べるのか保存方法などもご紹介します。
おせちはいつから準備するの?スケジュールは?
おせちを作り始めるのにルールは特にありません。
下ごしらえに時間がかかったり、年末になると食材の値段が跳ね上がるなどの都合で、直前に作り始めるのは避けたほうがいいでしょう。お店では早くて9-10月から予約販売が開始します。
消費者が購入の検討を始めるのは10月下旬から12月上旬で、実際に注文されるのは12月に集中しているという調査結果が出ています。
しかし9-10月には早割があったり、12月下旬には割引価格での販売の可能性があるので、そのことを考えながらできるだけお得に購入できたらいいですよね。
おせちを注文する方はこんな風に思ってもらえればよいのですが、問題は家庭で作る際の段取りです。
人にもよりますが大体、28-29日から作り始める人が多いようですね。食材はそれまでに購入しておきます。
だいたい25日あたりから食材の値段がぐっと上がるので、生ものなどの都合も考えつつそれまでに揃えておきたいところですよね。
食材だけでなく、大量に消費する調味料や、アルミホイルやキッチンペーパーなどの調理グッズ、バランなどの仕切りも調達しなければならないので、一日で揃えようとはせず数日に分けて、お得な日を見極めながら用意したいところです。
さて、食材などの用意が済んだら次は調理です。
当たり前ですが、日持ちするものから作り始めて、生ものや早く食べたほうがいいものはできるだけ遅めに作ります。
それを考慮しつつ、手間のかかるものも早めに作り始めます。
黒豆は水に浸しておく必要があるため、最初に手を付けるのが一般的。
それと数の子も、きちんと塩出しをしないとからい数の子を食べることになるので、この辺は先に済ましておくのがいいでしょう。そして煮物や、酢の物、田作りにとりかかり、だて巻きやぶりの照り焼きなどはできるだけあとに回します。
やることがとても多いので、手を付ける前に順序を決めておいたほうがスムーズに進みそうです。
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おせちはいつから食べるの?
多くの家庭では元旦のお昼から食べ始めますが、地域によっても違うようです。
北海道・東北地方では大晦日に食べる風習が今も残っていますし、1月2日以降というところもあるようです。
もともとは新年を迎えるための料理だったので、大晦日から元旦にかけて食べられていたそうです。
それが「今年一年の厄を断ち切る」として年越しそばが食べられるようになり、おせちは正月に客人をもてなすために用意されるようになりました。
そして年神様からの頂き物として、元旦に食べるものへと定着していきました。
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おせちはいつまで食べるの?
正式には正月三が日に食べるものとされています。
これは正月三が日の間、主婦を台所に立たせず休ませるためといわれています。
ですが多くの家庭では、おせち料理がなくなるまで、とあいまいな場合が多いですよね。
一応は正月三が日の三日間を意識されて用意された保存食なので、賞味期限を考えるなら三が日に食べ切ったほうがよさそうです。
現在では元旦以降にもスーパーなどで購入できますが、明記された賞味期限・消費期限を確認しつつ、楽しんでみてくださいね。
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おせちの保存方法
10度以下を保てる場所でなら、直射日光が当たらないようにして保存します。
塩分を濃くしてあったりと日持ちを考えて作られてはいますが、一応食べ終わるごとに冷蔵庫に入れたほうが安心ではありますよね。
煮物は鶏肉が入っている場合もあり、作った後も何度か火を通して食べるという家庭もあります。
全て手作りせず、何品かは市販のものを入れることもあるかと思います。
その場合は記された賞味期限・消費期限を守って食べ切ってください。
一年に一度のおせち料理、たまには作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
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